なっちゃんとおやつ -アトピー性皮膚炎が治った-
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なっちゃんは、お母さんにせかされて、診療室に入りました。
「つらかっただろうね。」
先生はやさしくなっちゃんに声をかけました。
なっちゃんはハッとして、うつむいていた顔をあげて、はじめて先生の顔を見ました。
「この病気はねェ。わかりやすく言うならばね、お弁当箱と同じなんだよ。お弁当箱が壊れてしまうと、中からおかずの汁が出てお弁当袋がよごれてしまうでしょう。つまり、からだの中に病気があるので、皮膚も病気になってしまっているんだよ。だから、お弁当箱を直したり、お弁当袋をきれいにしたりするのと同じように、からだと皮膚の両方を一緒に治療しなければならないんだよ。」
と先生はなっちゃんにも分かるように説明してくれました。
なっちゃんはお母さんが作ってくれるお弁当を思い出しながら、先生の話をじっと聞いていました。
先生はなっちゃんに
「さあ、入院して、毎日薬を飲んだり、軟膏をぬったりして治そうね。」
と言いました。「はい!」なっちゃんはしっかりした声で返事をしました。
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